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書籍 ある院長のラストレター

最近読んだ書籍で印象に残った一冊です。


クリニック、病院経営の事業承継、その際の税金に纏わること、相続、長年に渡り貢献してくれたスタッフや愛すべき家族への想いが綴られた内容で、ラストは涙腺に来てしまいました。


病院やクリニックを運営する・・・ということにおいては、「診療」、いわゆる医療や医学を純粋に追求して行く事と、「経営」、これは全く別の問題であること、ゆえに、院長が高齢になり後継者に事業承継をという局面が訪れた時の現実的な問題に加えて、様々な登場人物が現れ、各自の心の機微も描かれていますが、ノンフィクションに近い小説だと思います。


経営について、改めて深く考える機会と、実務面で兼ね備えておかねばならない知識について、私自身もこれから学びを深め、実践して行けるように精進したいと思いました。


酒井世津子社会保険労務士事務所