最低賃金についてのニュースで、「全国加重平均で1000円になることを目指す」等の内容を本日拝見しましたので、コラムに記載しておきたいと思います。
厚生労働省ホームページより
最低賃金制度
賃金 引き上げ、労働生産性向上
上記のリンク先にも、全国加重平均が1000円になることを目指す…との記載があります。
2019/05/22の日本経済新聞より
日本経済新聞社のニュースでは、政府は6月にまとめる経済財政運営の基本方針（骨太の方針）に、最低賃金について、早期に全国平均で1000円を目指す目標を盛り込む…（日本経済新聞社のニュースより引用）と記載されています。
ヤフーニュース
時事通信社より
また、上記のヤフーニュースによりますと、公明党の石田政調会長は、2019/05/22、菅官房長官との首相官邸での面会で、2020年代前半には、47都道府県で全国加重平均で1000円超えに引き上げることなどを、成長戦略の提言書として渡した…との内容です。
同一労働同一賃金、待遇差の解消などの動きの影響から、賃金の引き上げ面への影響もあると思われます。
最低賃金は、毎年、10月1日（都道府県によっては、3日、6日と日にちが異なる場合がありますが、往々にして10月です）に公表されています。
公表の日付のことを、「発効日」と言います。
ご参考
厚生労働省ホームページより
最低賃金法に違反した場合は罰則規定も設けられていますので、注意が大変必要です。
正社員、非正規社員、パート・アルバイト雇用、派遣労働者全てに最低賃金法は適用されます。
ご参考になれば幸いです。
酒井世津子社会保険労務士事務所
