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労災と熱中症、職場における安全衛生について

今年の夏も猛暑が続き、熱中症対策が非常に重要な毎日です。




仕事中に発生する熱中症について、厚生労働省のホームページをリンクしておきます。
先日も一度コラムに記載していますが、再掲ということでご高覧ください。



厚生労働省より
平成24年の職場における熱中症による死亡災害の発生状況



上記のリンク先を拝見しますと、業務上で熱中症が発生する比率が高いのは、やはり屋外での作業が多い建設業となっています。



しかしながら、屋外での業務という点を鑑みますと、建設業のみならず、例えば運送業、運搬作業、交通整理などの業務もあり、注意が必要な業務の数は多岐に渡ります。


例えば路面にて開催されるイベントや販売業、設営なども夏場は時期的に増加します上に、最近では室内での熱中症も増えています。
職場における安全衛生管理は、適切な室温管理も含めた上で、一層の配慮が必要だと思います。



炎天下の中での作業は暑さ対策を講じる、
こまめに水分補給する
日陰で休む時間を取り入れる、
暑さ防止の服装や帽子の着用、
なるべく一人きりにならない様な体制を整える、
体調不良を感じたらすぐに休息し、異常があれば早急に医療機関を受診する、
熱中症対策の際の体制を整えて周知徹底する…
以上の内容は、必須項目として大変重要な課題です。



厚生労働省より
平成31年
「ストップ!熱中症  クールワークキャンペーン」を実施します



ご参考になれば幸いです。



酒井世津子社会保険労務士事務所