ハラスメントに関する外部相談窓口を承っています。

今回も、ハラスメント関連の内容になりますが、
現在、研修、セミナーなどのほか、
外部相談窓口としての対応も承っています。


「義務化された相談窓口の相談受付から解決や予防まではハードルが高く、自社で全ての対応は難しい。」
「ヒアリングの方法をどうしたらいいか分からない。」
「メンタル疾患なども踏まえた個別の事例対応が必要で対応方法が困難である。」
などの場合は特に、
企業様側で、速やかな解決方法を見出すことは簡単ではない上に、
予防策を講じたり、
改善する方向性を策定していく内容に
思案される例が多いことを実感しています。


・ハラスメントの種類
・いつから、誰(ハラスメント行為を行う人)が、
誰(ハラスメント行為を受ける人)に対して、
ハラスメント行為を行って来たのか?
(ハラスメントが認められる期間)
・当事者の関係性
・ハラスメント行為の内容や程度
・会社が当該ハラスメントの状況につき、これまで、
どの様に関与して来たのか?
・具体的な解決策
・今後の予防に関する体制


など、様々な課題があります。


研修内容は、私の場合は、


・一般社員向け
・管理職向け
・相談窓口対応担当者向け


これらの3つに分けて行うことが多いです。
 

退職にまつわるトラブルのご相談の際、
ハラスメント事案が背景にあることも多く、
問題が大きくなって表面化するまでに、
何らかの対策で鎮静化する方法もあった筈…と
痛感することも少なくありません。


また、難しいのが
指導が少し厳しい…などの事例です。

このケースは、
ハラスメント行為を行ったとされる本人には
自覚が全くないのですが、
受け取る側の解釈で、
「ハラスメントが発生している」という経緯になり、
組織内の人間関係に影響が及んでいきます。

当事者間で解決出来ないだけでなく、
誤解や混乱が大きくなり、
「休職」「配置転換の希望」
「退職希望」などに発展してしまうと、
収拾がつかなくなるケースもあります。



客観的で冷静になって対応することが一番に求められますので、
外部相談窓口対応による専門家や、
第3者の介入も、
非常に有効だと私は考えています。


なかなか解決や対応が難しい…とお悩みの企業様。
一度、外部の専門家に任せてみてはいかがでしょうか?


お気軽にお問い合わせください。


酒井世津子社会保険労務士事務所